酒田地区歯科医師会で講演をしました

先日酒田地区歯科医師会にて、副院長が会員に向けての講演をしてきました。

タイトルは「拡大視野を臨床に活かす」で、高倍率ルーペとデジタルマイクロスコープを用いた日々の臨床について紹介をさせていただきました。

ルーペやマイクロスコープを用いると、肉眼では確認できない小さな病変も見つけることができ、診療の精度が向上します。ただし、全ての歯科医院で使われている訳ではなく、マイクロスコープを導入している医院は全国的にも10~20％程度です。ルーペの使用率はもっと高いかと思いますが、それでも全ての歯科医師が使用している訳ではありません。

大滝歯科医院では各種ルーペの他、デジタルマイクロスコープ（ネクストビジョン/ヨシダ社）を導入しております。これは従来のマイクロスコープと多少用途は異なりますが、最大80倍の拡大像を得る事ができるため、治療だけでなく患者さんへの説明にもたいへん役立ちます。

「診断力の向上、診療精度の向上、画像を見ることで患者さんも現状把握がしやすい」など、拡大視野での臨床の利点を数十人の会員に向けてお話させていただきましたが、講演後は多くの質問を頂き、歯科医師会会員の関心の高さも感じたところです。

最近でもより使いやすいルーペをいろいろ試したり、デジタルマイクロスコープの活用法についても試行錯誤しておりますので、また別の機会に紹介できればと思います。