飛島歯科検診に行ってきました

山形県酒田市には飛島という、酒田港から39キロ離れた所にある離島が存在します。

現在の島民は約170人ほどですが、酒田地区歯科医師会では以前より酒田市からの委託を受け、年に一回の島民歯科検診を実施しております。

一昨年はコロナウィルス感染拡大を受けて、昨年は天候不良で中止となっており、今回が３年ぶりの開催でした。

今回大滝歯科副院長の大瀧真太郎が、その飛島検診のメンバーの一人として飛島を訪問し、歯科検診を行なってきました。

 

実は初めての飛島訪問でしたが、晴天にも恵まれ、大自然を満喫しながら２日間の検診を行なって来れました。

飛島はイカをはじめ海産物が豊富でもあり、滞在中は美味しい海の幸も頂きました。

検診も島民の皆さんがフレンドリーに接してくださり順調に行う事ができました。３年ぶりの歯科検診事業ということで、コロナ禍が続いていたこともあり心配はありましたが、口腔状態が悪化している方はおらず、そこは安心した点でした。ただ島民の皆さんからお話を伺うと、歯科で治療が始まると何回か通院回数がかかる事が多いため、日程を調整するのが大変だとのお話も伺いました。​入れ歯なども少し調子が悪くてもなんとか使うのだ、というお話もあり、こうして自分から外に出なければ聞けない生の声を聞けて、自分としても課題を感じてきました。
 

歯科医師会として医療インフラを整える、というのは大袈裟な言い方ですが、島民の皆さんが気軽に受診を考えられる関係性作りは今後も行なっていきたいと思います。

 

飛島は現在、若い方も新しい取り組みを始められており、活気が感じられる場所です。

秋冬は天候によってはフェリーが出港しない日もあるようなので、天気の良い今の時期にぜひ観光してみてくださいね！